為替データを1秒単位で取得、保存するシステム
為替データを1秒単位で取得、保存するシステム
【作成経緯】
最近 FX Youtuberも増えてきました。簡単に勝てるとか、絶対勝つ方法とか殆ど当てになりません。というか、いつも同じようにはいかず、勝てる場合もありますが負けた時の損失が大きいように思います。損失の大きさで精神的にやられるのが落ちです。私もその一人です。暫くはやりません。
そもそも相場に絶対はありませんし、今の相場が答えなのです。目先予想の当たりはずれでは勝ち続けることはできません。いつかやられます。
と言う事で価格が上がるか下がるかを予測するソフトは意味がない事が分かりました。色んな分析ツールも過去のデータを元に計算した結果です未来は分かりません。分かればみんな勝てます。
【利用目的】
では何がしたいか。
今の相場の状況を一目で理解できるソフトです。
その一つにチャートがあります。チャートには 分足、時間足、日足、週足、月足、Tick があります。相場の状況を見るうえで欠かせません。でもエントリータイミングが難しく勝ち続ける事が出来ないことが現実です。
上がると思って入ったら大きく下げ、たまらず損切りした後に大きく上がったり、思った通り上がったのですがじりじり上げた後大きく下げ二度と戻ってこないとか・・・
少なくとも大きく動くタイミングでエントリーしないと損切り貧乏になります。
【結論】
価格が大きく動くときはどういう状況の場合なのか検証する手段として今回このソフトを作ってみました。これから始めたい人に少しでも負ける要素を排除できればと思っています。今後検証を続けていき、このソフトを育てていきたいと思います。
現在、ノートPCでデータを取り続けています。1週間で40万データ超えます。
では実際の検証状況をお見せしたいと思います。
2020年5月18日のEUR/USDチャート(1H足)
ロンドン時間を見ていきます。(矢印のところ)
DOW/DAX
DOW/EURUSD
DAX/EURUSD
を比較しています。
株価指標と通貨はバラバラに動き連動性はありません。
16:03:45
同時に黄色くなっており上げ方向に連動性が見られます。
EUR/USD 1.08188 → 1108241
16:14:45
連動性がなくなりEUR/USDはこの後1.8159まで下げます。
16:17:40
株価指数DOWとDAXが下げ方向で連動し始めます。為替とは比連動です。
18:10:05
その後、強い逆相関で1.07991まで下げます。
18:17:30
逆方向が終わるころ為替に買いが入りますが連動性はありません。
18:43:40
株価指標と逆の動きです。
18:54:00
強く連動しています。
18:58:00
株価指数と連動性は切れます。
その後、見せ場はないもののじりじり上げ
21:12:15
株価指数と為替同一方向に強く動きます。
この後、為替は100pips以上げていきます。
これでエントリータイミングの難しさが分かります。
ただ、エントリータイミングは株価指標と為替が同時に上がるときにあることは分かりました。
この検証を時間を変えたり集計数を変え繰り返し、制度を上げていくわけです。
EXCELのシートを使っていると同時に表示できる時間単位に限界があります。なのでフォームへ移行します。