CSVデータ変換システム (仕訳データの移行の為のシステム)
CSVデータ変換システム
会計システムのお話です。
【はじめに】
会計システムは色々ございます。
一般的には
弥生会計、PCA会計、勘定奉行、freee、マネーフォワード
その他
まだまだありますがキリがないのでこの辺で。
ほとんどの会計システムで共通するのは、当たり前ですが仕訳データを扱うというところです。また、テキストデータとして保存ができ他のシステムで利用する事が出来るようになっています。
しかし、保存形式が違ったりシステムによって科目コードも違います。
【データの項目】
日付、借方科目、貸方科目、金額、摘要、消費税率、です。
プラス管理データとして 枝番、部門番号、付箋、手形番号、
といったところでしょうか。
この共通したデータはシステム毎にそれぞれ違った形式で保存されています。
日付だと、2020/01/01 や 20200101 、2020.01.01 などです。
科目についても弥生会計はコードがなく、コードがあるシステムでもそれぞれコード番号が違います。
現金 100 や 111 や 101 など
金額、摘要はあまり問題になりませんが最後に消費税区分です。
課税 非課税 不課税 税込 税抜 3% 5% 8% 10% など
この違いを変換し並び替えることで他システムとのデータ互換をとる事が出来ます。
データの取り込みはシステム自身に機能(インポート/エクスポート)として備わっている場合もあります。
【注意点として】
会計システムによって消費税の計算方法に特徴があり、そのままでは計算結果が違ってくる可能性があります。回避方法はシステムによって違いますが、特に部門別の入力や相殺仕訳、資産データの扱いで気を付けなければいけない事があります。
最終的には試算表で合わせるようにするのですが、一番良い方法は旧システムで入力した月までは旧システムで元帳、試算表を出力し、新しいシステムは残高を引き継ぎ入力を始めるか、決算で切り替えるのがベスト。
部門管理や取引先管理などしている場合はそれでは引き継げない事があるので変換します。
【費用】
いままで30年間で何件変換したでしょうか、100件、200件ではないです。
ものすごい件数です。数千件の変換実績があります。
それは新規販売獲得のための仕事の一環でした。
またやれと言われてもこれは受けたくないですねぇ。
個人では受けれません。
もし今使っているシステムの切り替えをご検討されているのであれば私の元勤務先をご紹介させていただきますよ、100%ではないですが場合によってはデータ移行してくれます。
変換方法などのアドバイスやシステム作成は全然大丈夫です。